2023年春、新築時に太陽光発電とセットで蓄電池を設置したわが家。
まだまだ蓄電池は高価で設置するかどうかはギリギリまで悩みました。
電気代高騰で少しでも日々の家計を助けてもらえればといった思いで、住宅ローンに組み込めるタイミングで設置をしました。
蓄電池設置のメリットデメリットはあるかと思いますが、この記事ではわが家の蓄電池の使い方をご紹介したいと思います。
- 太陽光発電や蓄電池を検討中の方
- 長州産業の太陽光発電や蓄電池について知りたい方
- わが家の感想が知りたい
長州産業のスマートPVマルチで蓄電池を設置
わが家の太陽光・蓄電池は長州産業製です。
詳しくは別記事にまとめています
蓄電池の容量は9.8kW 天気に応じて充電・放電時間をカスタマイズ
蓄電池の容量は、6.5/9.8/16.4と選べましたが、中間の9.8kWhにしました。
わが家はグリーンモードという、発電して余った電気が蓄電池にたまり、日が沈んでからは蓄電池の電気を使うようなシステムで蓄電池を使っています。
9.8kWhフル充電されていればエコキュートをたくさん沸き増ししない限り電力を買わずに一日過ごせる量です。
蓄電池の充電・放電容量と時間はスマホで簡単設定
日頃は遠隔モニタリングサービスという専用サイトにログインして発電状況を確認しながら蓄電池の設定を変更することで、自家消費に励んでいます。
蓄電池は残量%で表示されます。
容量9.8kWなので、50%で約4.9、30%で約3.2、10%で約1kWといった感じ。
電気代の安い深夜(1〜6時)に蓄電池を充電するかどうかで月々の電気代が変わってくるので、深夜の充電・放電時間を設定します。
- 蓄電池が何%残っているか
- 明日の天気
によって、前の晩に蓄電池の設定を変更するのが日課になりました(笑)
次の日の天気が晴れの場合
晴れの日が続くと、安心して日中発電も充電も期待できます。
夜、寝る前でも蓄電池の残量が70%前後残っていることがほとんど。※エコキュートの沸き上げなし
その場合の蓄電池の設定は…
放電下限容量 | 0% |
充電上限容量 | 0% |
充電時間 | 2:00〜4:59 |
放電時間 | 5:00〜翌1:59 |
充電池も夜間使い切ってもいいように下限は0%に。
充電時間2〜5時の間に充電池が0%でも充電しないで買電にするよという意味合いです。
夏季は日が昇るのも早いのもあり、放電も5時からスタート。
放電開始ということは、発電による充電も開始されるということです。
次の日が曇りなど発電が期待されない場合
曇りだとあまり発電されないので、夜間使う蓄電池への充電も期待できない…深夜に少し充電しておくことが多いです。
放電下限容量 | 0% |
充電上限容量 | 10%〜20% |
充電時間 | 2:00〜4:59 |
放電時間 | 5:00〜翌1:59 |
曇りでも多少は発電してくれるため、深夜に20%ほど充電しておいてくれると日中発電分では足りない電力を蓄電池で補いつつ、発電されたら充電もされるという仕組み。
なるべく効率的に深夜1時まで買電せずに過ごすかが目標ですw
次の日が雨の場合
雨が降ると発電は良くて5kWhだったりします。そうすると蓄電池の電力がとても助かるので、深夜にたっぷり充電しておくことが多いです。
放電下限容量 | 0% |
充電上限容量 | 50% |
充電時間 | 2:00〜5:59 |
放電時間 | 6:00〜翌1:59 |
ただし蓄電池の性能上、深夜充電できる容量は上限が50%まで。フルで充電できるとありがたいのですがね(苦笑)
雨でも蓄電池に約5kWあると日中買電する量が抑えられるだけありがたいです
雨の日が続くと深夜充電された蓄電池でも容量不足で買電が増えますが、トータル的には購入する電気代は抑えられている印象です。
雨の日が多い6月は買電量96kWほどで電気代は4,000円台に抑えられました。
電気代の節約に太陽光発電・蓄電池を導入するという選択をして良かった
太陽光発電と蓄電池を一度に揃えるとなると、数百万円の費用がかかります。
検討時は費用の高さに何度も何度も迷いましたが、結果的に導入して良かったと思っています。
天気や蓄電池の残量を見ながら充電設定をするのは手間に感じられかもしれませんが、節約につながると思うと頑張れます(笑)
結果は数字でしっかり把握できて効果がはっきり分かるので、楽しいですよ
\ 月々の電気代についてまとめています /
\ソーラーパネルの検討はこちらから/
コメント